長期的に見て会社に利益をもたらすことが
生産管理部の使命
愛知電線に入社したきっかけをお聞かせください 学生の頃から名古屋が好きで、転勤がなく名古屋本社でずっと働いていけることに魅力を感じて入社を決めました。転勤がないことで将来設計が立てやすい点もですが、なによりライフラインを100年近く担っているという安定した基盤も安心できた理由の一つです。
現在のお仕事内容を教えてください 入社から3 年目までは業務部で主に日々の出荷業務に携わっていました。業務部では、お客様からの電話対応や伝票作成といったルーチンワークが中心でした。その後、生産管理部が発足されると同時に部署異動が決まり、4 年目から現在にかけては、資材購買計画、生産指示、在庫管理などを担当しています。業務部では1日の中で効率的に作業を行うことが目標だったのですが、生産管理部では長期的に見て会社に利益をもたらすことができたのかというのが重要なので、仕事の捉え方や達成感の得方が変化したなと感じています。

やりがいを感じるのは、さまざまな部署の意見を集約し
最善の方向性を見出すことができたとき
仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか 電線の材料となる銅線は、ひとつで数百万円するため、資材の発注において扱う金額が非常に大きいのが特徴です。計算を1つ間違えると、大きな額を動かしてしまうことになるので、プレッシャーはありますが、その分やりがいがあり、責任を持って取り組んでいます。また、生産管理はさまざまな部署の意見を調整する役割があります。異なる部署の要望や考え方をうまくまとめて、最善の方向を見出して調整するのは大変ですが、その過程で達成感ややりがいを感じます。別の部署の考えを別の部署にうまく伝えられるかどうかがポイントなのですが、私の伝え方次第で会社の雰囲気自体も左右するので、皆さんが納得し、スムーズに仕事ができるようなコミュニケーションを心がけています。
入社当時と比べて、仕事内容、仕事への意識、職場環境などはどう変わりましたか さまざまな仕事に携わる中で、メーカーで働くおもしろさや社会人として成長したいという気持ちが強くなり、7年目の4月に初めて役職をつけていただきました。主任補佐になって変わったのは、指導する立場になったことと、会社全体の改善点を考える業務が増えたことです。相手に合わせた声掛けや、広い視野で会社を見ることを意識しています。今後は、主任補佐としての立ち居振る舞いを考えつつ、個人のスキルアップのために日々努力していきたいです。職場環境という点では、100周年を機に事務所社屋が改装され、オシャレな空間がモチベーションアップに繋がっています。
これまでの失敗談を教えてください 失敗談は、私のメインの業務である銅線の手配において、大量の手配漏れを起こした事です。日々価格が変動する銅は、手配時期を誤るとお客様へお売りする価格と合わず会社の不利益になる可能性があります。価格変動のある資材を扱う事は、会社の利益を左右しますのでとても大きな失敗でした。なんとか追加手配した銅線の納期も、生産に間に合わないため生産計画から変更せねばならず社内社外ともに沢山の方にご迷惑をおかけすることとなってしまいました。
その失敗をどのように乗り越えましたか
当時は社内の仲間や上司、仕入先様に助けて頂く形で事を収めることが出来ましたが、この事をきっかけに数量のチェック方法や、確認頻度を見直し、再発防止に努めています。
ヒューマンエラーが招くミスでも言い訳せず、必ず対策を考え応用し必ず次の仕事に活かしています。

ワークライフバランスを充実させながら
キャリアアップを目指していきたい
愛知電線の働きやすさについて教えてください 男女関係なくとても柔軟に対応してもらえる会社なので、今のところ将来に対して大きな不安はありません。妊娠時の体調不良や、子どものための予期せぬ早退、休暇申請等を快く認めてくださる雰囲気が既に愛知電線にはあります。将来自分が子どもを産んだときにもずっと働いていけるんだろうなというのがわかるので、すごく安心です。また、みんなでアイデアを出し合って働きやすい環境を作ろう!という社風も自分に合っているなと感じます。そういった環境があるのは前田社長の前衛的な経営方針のおかげです。ここでずっと働いていけるように、日々努力しよう、頑張ろうという気持ちになっています。
今後の目標をお聞かせください まずは、任せていただいた主任補佐としての仕事をこなせるよう努力し、ワークライフバランスを重視しながら可能な限りキャリアアップを目指していくことです。産休・育休を経てフルタイム勤務されている先輩が身近にいらっしゃるので、目標にしています。家庭と仕事の両立を実現していきたいです。